2024/05/09 展示会
4月下旬に大阪で開催されたウェルディングショーに行ってきました。
多分盛り上がってないだろうなあ、と予想していましたが、意外な盛況ぶりでした。
出展内容に関しては、私の友人は「いつも通りで退屈」と言ってましたが、私は十分楽しめました(普段、溶接の世界に関わってないので単に詳しくないからかもしれませんが)
印象に残ったのは以下の点です
■海外製のやすいファイバーレーザ溶接機
中国、台湾系のハンディ型ファイバーレーザ溶接機がいっぱいあってどれがいいのか分からない 数社話しましたが、よく聞いたのは「トーチが重いと大変」「空冷はあぶないので水冷が良い」でした。値段は日本メーカの数分の1(!)ですね。もちろんメンテナンスは日本メーカのほうが遥かに良いようです。中国製ははじめから、壊れる前提だし、壊れたら発振器ごと変えます!と開き直っており、それはそれでありかも。だって安いものは2-300万円で変えるのですから。数年前まで日本製のものは2000万円以上したましたが、あれば一体何だったのでしょう?日本メーカは、ハンディではなく、ロボット化などで差別化しないと太刀打ちできないかもしれませんね
TIG溶接支援ロボット「Co TIG Welders」 | 株式会社ファブエース (fabace.co.jp)
■協働ロボット、オフラインシミュレーションソフト
そこらじゅうにファナックの協働ロボットがいました。これもどれがいいのかよく分かりません。。。けど、少々高くても昔からやられているファブエースさんのような会社がノウハウ持っていて安心なのでは?と勝手に想像します。オフラインソフトやAIを使ったものもありました。リンクドインさんとか、ゼネテックさんとか、リンクウィズさんとか、面白そうです。ただこーゆーのって、実際に導入したみないとわからないですよね、、
板金TIG溶接を自動化しませんか?|リンクウィズのL-ROBOT 板金溶接パッケージ (bankin-yousetsu.com)
■FSW
以前よりもFSW関係のブースが多かったように感じました。しかもロボドリルのような軽切削マシンでもできるんですね。これがもっと実用化されたら、めちゃくちゃ便利な気がしますが。。。でも、あるブースでは質問しても詳しいことは教えてくれませんでした。機械の性能というよりも、工具や加工条件のノウハウがキモなので、情報盗られないように慎重なのかなあ、と勘ぐってしまいました。
他にも色々ありましたが、私は素人なので、どれが革新的なのかよく分かりませんでした。素晴らしい新製品などがあったならぜひ教えて下さい~
(すくなくともその前に行ったインターモールドよりはだいぶ面白かったです)