さすが工作機械メーカの集積地である中部エリアだけあって、多くの機械メーカが出展しました。森精機、マザック、オークマ、牧野フライス、高松、ブラザーなどなど。他のロボット展ではパレタイジングやサービスロボットが多いので、工作機械好きとしては少々物足りないのですが、やはりマシニングなどがたくさんあるとうれしいですねwww 肝心の展示内容としては、まあいつも通り。AGV+協働ロボ+ワークストッカを組み合わせた装置を機械の前において、自動供給するシステムを展示しているメーカが多かったです。この手のシステムももう何年も前から展示会では良く見ますが、実際に売れているんでしょうか?シンプルだし使い勝手もよさそうで、汎用工作機械の自動化では最適解のような気がしますが、もしも普及していないのであれば、技術的な問題があるんでしょうね。そんな中でもファナックのものは、さすが、100Vで行けるし、機械にマーキングようのシールを張るだけで、機械のロボットの位置決めができるように使いやすそうですね。もちろん、ロボドリルにしか対応しないそうですが、、、
機械メーカだけでなく、多くの商社がブースを出展していることは少し驚きでした。おなじみの山善やユアサ商事はともかく、井高、東陽、山下機械など、中部地元の中堅以上の商社が大きなブースを構えてました。さすがトヨタ系のおひざもと。自動車関連ユーザと長年取引していると自動化のノウハウも強いのでしょうか?でも、商社の存在意義が問われる昨今、過去の商権に固執して、ただ右から左に売るだけではなく、彼らのように自動化などの付加価値を提案していく商社にはとても交換が持てます。逆にこのような機能をPRできない商社は結構やばいのではないでしょうか?