工作機械の中でも、とてもメジャーとはいいがたい、プレスブレーキの商品登録を充実させてみました。もちろんまだまだ世の中にはたくさんの機種があると思いますが、有名どころからいくつか登録させて頂きました。メーカさんのHPやカタログの情報をもとにしており、自分が使ったわけではありませんが、感じたことを書いてみます。
単体機でのアマダの機種は3種類だけなので決して多いという訳ではないのですが、ツボを押さえていますよね。そして本当にさすが、アマダ。特に精密板金に必要そうな機能は全て網羅している、という感じです。もともと東洋工機が持っていたハイブリッド構造も完全に自分たちのものにしているし、ソフトウェアや金型に関しても隙がありません。なんといってもネットワーク化すると、サーバーに展開図を入れるとあとは曲げデータの作成、機械へのデータ転送など、単純にデータのやり取りだけでなく、【仕事のしかた】まで作り上げてしまいます。これは他社には太刀打ちできないでしょう。そして近年大好評の金型ATC。私も展示会で拝見しましたが、これはすごい!早い!超便利そう。これとネットワークを駆使すれば、オペレータさんはただ指示された通りに材料を突き当てるだけで良いのでは、、、と感じました
トルンプの機械って、まずかっこいいですよね。高級感あるし、あれがあると工場を掃除したくなるいい雰囲気があります。いろんな機能も素晴らしいのですが、オープンハイトが大きいとか、金型が固い、とかすごく基本的なところがしっかりしていて、使う側としては安心感があります。さすが世界一の板金メーカですよね。最近、日本ではサービスがよろしくないという噂も聞きますが、機械は本当に素晴らしいです。
日本一のアマダと世界一のトルンプをほめてしまいましたが、もちろん他のメーカも頑張って欲しいです。ただ、HPやYoutubeを見てもいまいち特徴が分からないメーカさんもあり、そこはちょっともったいないなと思いました。そういえば、ファイバーレーザでは中国メーカがいくつか日本市場にも進出してますが、プレスブレーキではあまり聞きませんね。それだけ曲げの世界は奥深くて難しいという事でしょうか