5月13-15日にファナック山梨で開催されたプライベートショーに参加してきました。さすがファナック、ロボット、制御、ソフト、加工機と多種な製品を取り揃えており、機械のプライベートショーというよりも、ものづくり業界のあらゆる問題解決のためのソリューション展!という感じでした。1時間くらいしか滞在できなかったのですが、正直もっと見たかったです。各ブースにたくさんの説明員が常駐しており、丁寧かつ熱心に説明してくれました。
ロボットは、いろんなパブリックショーで見ているので今更驚くような事はありませんが、最大50kg可搬の協働ロボットがありました。実際に30kgのものを触ってみましたがすごくスムーズに動くのでティーチングも苦にならなそう。ただ、実際に使うところを想像するとちょっと怖い。。。
私は機械が好きなのでロボドリルやワイヤ放電加工機を中心に見ました。ワイヤ放電は協働ロボットとの連携してましたが、やっぱりワイヤの自動化ってこの辺が限界なんですかね、、、と感じました。
ロボドリルで印象的だったのは他関連メーカとのコラボです。ターンテーブルのメーカとのタイアップによる5軸加工(この辺はブラザーの方が一生懸命な印象ですが)、ユアサ商事がやっているクーラント量調整ソフト、Zoller+OSGのツールプリセッターまでありましたね。これは私の勝手な偏見かもしれませんが、ファナックって、あまり他社とのコラボを大体的にアピールしないイメージがあったのですが、今回はそうでもなかったです。DMG森精機もDMQPとか言って他社と積極的にコラボしてますね。そのうち買収したりして
https://www.dmgmori.co.jp/support/msqp/
ロボドリルの実演加工では穴あけではなく、鉄のフライス加工もしてました。もともと最強のNCを積んでいることに加えて剛性もアップしていると、いままで30番なんて目もくれなかったような金型メーカの方々も一度検討してみてもよいかも
ちょっと残念というか意外だったのは軽食コーナですかね。飲み物とかパンが無料で自由に食べられるのですが、森精機やマザックのあの豪華さとついつい比べてしまいます。なにせ天下のファナックですから。けど、お土産で頂いた銅のタンブラーは嬉しかったです。これでビール飲みます。
あと、私は最終日にお邪魔したのですが、来場者が意外に少なかったです。(その代わり、ファナック社員はめちゃくちゃ多かったです)。やっぱりファナックは大きな展示会によく出展しているのでわざわざ山梨まで行こうとはしないんですかね?けど私は勉強になりました!